闇に落とす人間、落とされる人間。お金って怖い。
面白いところ。
恐らく普通に学校に行き、普通に会社に勤めてる方には全く無縁の裏のお話が闇金融丑嶋を中心に繰り広げられていきます。パチンコにはまるダメ主婦やパチスロにはまるフリーターから、洗脳し、洗脳され殺人に手を染めていく話まで・・・現実の話がモデルになっているものもあるのでしょうか。人間が考えることは愚かで、そしてお金が人間に与える影響力は恐ろしいものがあると実感するマンガです。
好きなキャラ。
柄崎。丑嶋の元で働き丑嶋を慕っているものの、実は同級生で中学時代は敵対視していた人物。耳からウミが出るまで取り立ての電話をする仕事熱心(?)さもあり脇役ながら目が行ってしまうキャラクター。
好きなエピソード。
自堕落した人生を送るニートの息子、リストラされた父親、家庭を守ろうとし株の信用取引で失敗する母親。三者三様に問題があり家出する息子を追いかけたこのお話。全く共感するところも無くただただこんな人間になりたくない、そう思うものの最後は意外にも清々しく終わりこのマンガでこんな結末あるのかという驚きがあったエピソードでした。
作者に関して。
この作者どうやってネタを収集しているのか気になります。