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「大家さんと僕」 矢部太郎・著「手塚治虫文化賞受賞作ということで話題となり」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。 #COMIC

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手塚治虫文化賞受賞作ということで話題となり手に取ってみましたが、小説だと思い込んでいたのでマンガだったことにまずびっくりしました。矢部さんの本業は芸人なのに、絵も上手なんですね。ほのぼのとしたタッチにとても癒されます。
一軒家の一階と二階でそれぞれ暮らす、矢部さんと大家のおばあさんの交流を描いたこの作品。雨が降ると勝手に洗濯物が取り込まれているなど、距離が近すぎることに始めはとまどい、電話に出るのを躊躇してしまう矢部さんの気持ちはよく分かりました。今時の東京でこんな出会いもあるのかと驚いてしまいます。徐々に親しくなり、お部屋にお邪魔してお茶をごちそうになったり、一緒に伊勢丹に買い物に繰り出す様子はとても微笑ましく感じました。
「ごきげんよう」とあいさつするお上品な大家さんの凛としたキャラクターもまた本当に素敵です。毎日身ぎれいにして家事をこなし、丁寧に生活する大家さんに憧れますし、年を取ってもこういう風に暮らせたらいいなと思える理想でもありますね。「僕が知る限り最高齢の朝帰り」というエピソードに一番笑いました。