フィギュアスケート グランプリシリーズアメリカ大会・女子フリー【11月27日放送】
グランプリシリーズの最終戦となった第6戦・アメリカ大会。
この大会の結果でグランプリファイナルの出場者が出揃うことになります。
日本からは、宮原知子と坂本花織が出場しました。
また、この大会は樋口新葉のファイナル出場がかかった運命の試合。
ロシアのツルスカヤかアメリカのワグナーが1位を取れば、樋口新葉はグランプリファイナルに出場できなくなってしまいます。
ショートで出遅れたツルスカヤはフリーでは挽回の演技を見せましたが、結果は4位。
ワグナーもフリーの演技中に棄権してしまい、残念な形ではありましたがこれで樋口新葉のファイナル出場が決まりました。
嬉しかったのが、日本勢の大躍進。
シニア1年目の坂本花織は持ち前の高いジャンプと緩急のある演技で2位、そして宮原知子が見事1位に輝きました。
特に宮原知子の演技は、課題だった表現力が更に磨かれていて、その滑らかなスケーティングや丁寧な所作に最後まで見入ってしまいました。
長い間ケガに苦しんだ彼女でしたが、それを見事克服し、最高の演技を披露してくれたその姿に、テレビの前で拍手せずにはいられませんでした。
やっぱり「日本女子のエースはこの人だ」と思えるような、心に響く演技だったと思います。
優勝おめでとうございます!
長いようで短かったグランプリシリーズもこれで終わり。
次はいよいよ、フィギュアスケートのシーズン前半のクライマックスとなるグランプリファイナルです。
男女とも、日本勢がどこまで活躍してくれるのかとても楽しみです!