カプチーノよみきり1巻 著者・吉住渉
ママレード・ボーイの著者である、吉住渉さんの作品です。
2009年発売されている漫画ですが、タイトルとイラストに惹かれて先週購入しました。
内容は、大学から付きあっていて社会人になったそうすけ(彼氏)と在(彼女)が同棲を始めることによって巻き起こるラブストーリーです。
いつかは結婚すると思っていた2人は、同棲を始めました。
予備校の講師をしているそうすけは教え子から告白され断ったのだけど、卒業して生徒ではなくなり女子大生になった愛菜とも付き合い始めてしまいます。
そうすけはだんだんウソが上手になり、在もそれがウソだと分かりながら返事をする。
毎日一緒にいるのに、相手を信じられなくなり結局、そうすけと在は別れることになるのです。
そして2年後、共通の友人の結婚式で2人は再会。
前向きに生きている在と2年前で止まっているそうすけ。
男は浮気する生き物だとよく言われますが、確かにそうかもしれない。
でもそれは女性側から言い寄られ、断りきれない場合もあるのだな。。と思いました。
男性は優しい。
その優しさが彼女や大切な人を知らず知らずのうちに傷つけています。
そして、女は強い!と思いました。
ギリギリまで我慢し相手を信じる力を持っていると思います。
私はカプチーノを読んで、女性の強さは前向きに生きていくために必要であり、男性の優しさは使い方を間違えると幸せが雪崩のようにくずれていくものだと感じました。
在の、辛い気持ちから吹っ切れて前を見て笑顔で生きていく姿はすごく励まされます。
読んでいて切なくなったり、愛菜に腹が立ったりするけど、読んで元気が出ました。
オススメです。