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アリーズⅡ~甦る星座宮~第8巻(冬木るりか)感想&あらすじSCEN24・25/後に転生したベルセフォネーとハデスたち…ネタバレ注意。

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一言感想

アリーズの後に転生したベルセフォネーとハデスたち。
またもや復活のカギとなる二人はそれぞれの思惑によって巻き込まれていきます。
しかも前世とは反対に今度はハデスの記憶が封印されています。しかもそのままの状態によって神の力を無意識に使うことから精神と身体のバランスがとれない状態になります。
なんとかハデスであるショウ・レイファンの記憶を取り戻そうとするベルセフォネーであるアリサ・リアーナですが、前世の母であるデメテルに大地神殿に閉じ込められてしまいます。
そんなアリサの脱出とショウの一時的な記憶の解放が見どころです。

好きなところ。

アリサがデメテルの神殿から抜け出す時に前世にハデスから作ってもらっていた近道を使います。
「道を開けて。冥府の王妃ベルセフォネーが戻るわ」と言えば扉が開きます。

冥府は死者と冥府に属する神しか決して入れない場所であり、その掟は厳しいのですがやはりアリサは冥府の王妃なのですね。

好きなエピソード。

冥府に迎えにきたショウがハデスとして覚醒するシーン。
冥王不在の荒れた冥府で瀕死になったベルセフォネーをみつけたショウは完全にハデスであり、アリサもベルセフォネーでした。
残念ながらこれらの記憶は封印の影響で消えてしまいますが、現世では己の心を自覚しないようにしている二人にとっては一時でも幸せな時間だったと信じたい場面です。