一言感想:言わずと知れた普及の名作!これ読んだらバスケしたくなる!(出来なくても)
面白いところ
何度読んでも熱くなれます。なんでこんなに面白いんだろう、他と何が違うんだろう、そう考えてみても、これだ!といえないのですが、でもとにかく面白い。個性豊かなキャラクター、手に汗握る試合運び、迫力のあるバスケットシーン、そんな言葉では言い尽くせないほどの面白さがここにあります。バスケは得意じゃないのに、読むとバスケがしたくなります。
好きなエピソード
山王戦の最後のシーンが大好きで仕方ないです。流川が桜木にパスをだし、桜木がシュートを決めて、見開き1ページでタッチをする、あのシーンが本当に大好きです。鳥肌立ちました。今までぶつかってばかりだった二人の最初で最後のプレイ。たった一瞬の出来事を、こんなにも躍動感に溢れ、こんなにも大きく描いてくれるなんて!この瞬間の為にスラダンを読んでいたかも!と思うくらいぐっときました。
好きな台詞
「あきらめたらそこで試合終了だよ」という安西先生の一言。この台詞が好きな人、多いんじゃないでしょうか。私も例に漏れず。スポーツだけでなく、色んなところで大切な一言です。とても難しいけど、これが出来る人が勝利を手にできるんじゃないかと思います。本当にスラダンは大好きな漫画です!
作者に関して
作者の井上雄彦さん自らもバスケをやられていたようですが、「スラムダンク奨学金」というのをご存知ですか?知らない方は是非一度調べてみてください。こんなにもバスケを愛して止まない井上さんが描いたバスケ漫画だからこそ、面白いのかもしれません。また井上さんの作品は、他にも、車椅子バスケットボールを描いた「リアル」や宮本武蔵を題材にした「バカボンド」など面白い作品が多数あるので、そちらもあわせて是非!