愛知県立長久手高校1年生の羽根彩夏さんが4月1日付で囲碁のプロ棋士になる。
今年1月の女流特別採用推薦棋士候補決定リーグ2位の好成績で1位の高雄茉莉さんとともにプロ入りが決まった。祖父は、中部囲碁界を引っ張ってきた泰正九段、父親は直樹九段は、棋聖、本因坊、天元、碁聖を通算8期獲得し、16年に通算九百勝を達成するなど平成四天王の一人に数えられる。親子ともに七大タイトルを獲得した棋士は他にいない。そんな偉大な祖父と父親を持つ羽根彩夏さん。英才特別採用推薦棋士として史上最年少のプロ入りが決まっている中邑菫さんと同期となる。強豪ひしめくなかで、父親の様な強い棋士となってタイトルを獲得できるか。頑張ってもらいたい棋士である。