」で便利でお安く。一言感想
スピード感と成長が面白い囲碁漫画。
面白いところ。
囲碁が全くわからなくても入り込めるところ。
正直、囲碁の細かい専門用語とか動きとか、初めて読んだときはチンプンカンプンでした。
しかし、主人公である進藤ヒカルやヒカルにとり憑く天才棋士(幽霊)の藤原佐為(ふじわらのさい)、ヒカルのライバル棋士となる塔矢アキラなど、個性豊かなキャラクターとストーリー運びで、囲碁のことはわからないながらも先が気になって仕方ない作品でした。
好きなキャラ。
どのキャラも好きですが、一番はやはり主人公の進藤ヒカル。
最初なんかはヒカルの子供っぽさに加えてつい思っている事をポロリと口に出してはトラブルを引き起こしたり、かなりヤキモキしました。でも、逆にそれがあったからこそヒカルに感情移入してしまいやすくなったのだと思います。
一緒に過ごすうちに佐為がヒカルの言葉や行動が同調(シンクロ？)するようになっていくんですが、そんな佐為の気持ちに近いのかもしれません。
おすすめ。
話は全体的にみて、進藤ヒカルが囲碁と出会いプロの棋士として成長するまでを描いた作品です。
ラスト入る前辺りで、ずっとヒカルにとり憑いていた藤原佐為が消えてしまいヒカルはひとりになってしまうのですが、そこから葛藤がありながらも立派に棋士として、佐為の夢見た"神の一手"を目指して戦っていく姿は胸に染み入るものがあります。
