『カードキャプターさくら』の主人公であるさくらちゃんは、雪兎さんに恋心を抱きます。年上で格好よくて紳士的。ホレてしまうのも無理はありません。わたしも雪兎さんが好きでした。もちろん今でも大好きなキャラクターには変わりません。
印象深いのは雪兎さんのセリフ。「さくらちゃんが僕に感じている好きは、お父さんに感じている好きと似ていないかな?」というもの。改めて考えると深い言葉ですよね。好きにも、いろんな形があります。
さくらちゃんが雪兎さんに感じていたのは恋愛感情ではなく、頼れる年上の男性に対する尊敬の念だった。それを誤魔化さず、きちんと伝えてくれた雪兎さんは本当の意味でも大人の男性です。それを理解して受け入れた、さくらちゃんも偉い。
もしかしたら、さくらちゃんから恨まれるかも知れない。それでも真剣に向き合って伝えてくれた。そんな雪兎さんの誠実なところが大好きです。小学生だからと馬鹿にしたりせず、同じ目線に立って会話してくれる素敵な人ですね。