はなだよりほのぼのろぐ:藤谷燈子;様々なカップルの日常にフォーカスできて幸せを感じることができました
このはなだよりは以前から発売されていた「ぼくらのきせき」や「さんぽみち」の続編です。この本の中には多数のカップルがいます。私はその中でも瑛太と千春というカップルが大好きです。今回のはなだよりでは同棲している2人が千春の出張によって少しの間遠距離恋愛をすることになります。
その2人のメールのやりとりがほほえましくてついつい見ているこちらも想像しては笑顔になってしまいます。そして長く付き合ってきたからこそ分かるお互いの素の部分を2人ともが分かっていて、それを補って生活している様子には、私もこんなカップルになりたいなと思わずにはいられません。長く付き合うと出てくる不安も2人は遠距離恋愛をしていく中で、お互いが大切な人だったことに気づくことができるのです。女性は相手の大切さには気づくことがあるけれど、男性はなかなかできずに別れてから相手の存在の大きさに気づくと言います。けどこの瑛太はそうではありません。本当に私の理想の彼氏だなと本を読み進んで思ってしまいました。