ドラえもんの最終回、さようならドラえもん...。一人でもすぐ馴れるからさ...
ドラえもんの最終回って何?と聞かれることがよくあります。その時、私は必ず「さようならドラえもん」を挙げます。
ドラえもんの最終回は世間一般では無いものと言われてます。しかし、ドラえもんの単行本である第6巻が実はドラえもんの最期のコミックスになりかけたのを私はよく覚えてます。
その最終回は正直言ってあまりにも唐突でした。ついさっきまでドラえもんが道具を出してみんながドタバタして笑える内容だったのに、いきなりシリアスな内容に変わりましたからビックリしました。
読み進めれば読み進めるほど心の中でドラえもんが終わってしまうのかと言う不安でいっぱいになりました。のび太が最後ジャイアンに勝つシーンではドラえもんが終わらないでほしいと願いました。しかし、のび太がドラえもんに言った最後の言葉を読むと不安も願いも全てが涙で流れてしまいました。
私はドラえもんは永遠の存在では無いと言うのに気付きました。必ず誰もが別れがあるんだとそこで気付きました。
最後の一コマを読み終わるとそっとコミックを閉じました。あの時自分は少し成長したような気がしました。