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天は赤い河のほとり11巻(篠原千絵)感想ネタバレ注意・無実のウルスラが皇帝暗殺の罪で…。

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ウルスラの死はショックでした。

面白いところ。

無実のウルスラが皇帝暗殺の罪で公開処刑されてしまい、ユーリだけがみんなについていけなくなるところ。涙しながら「なんでみんな平気なの!?」というユーリの気持ちも、やるせない思いを持ちながらも、ウルスラのためにも成すべきことを成さなければならないと兵を動かすカイル皇子たちの気持ちも、どちらもよく分かります。しかし双方の溝は埋まりません。読む側は、かなりハラハラさせられます。

好きなキャラ。

ラムセス。あの強引なところが好きです。ユーリがカイル皇子のそばを離れる機会をずっと待っていたラムセスは、そのわずかなチャンスをものにしてユーリを捕まえることに成功します。「ユーリをエジプトに連れて帰る」という意志を、彼が初めてしっかり表に出し、面と向かってカイル皇子と対立を始める巻です。

好きなところ。

ルサファがウルヒの目を矢で射るところ。弓兵隊長でヒッタイト一の射手と言われているルサファは、ユーリにお願いされて3人がかりで引く儀式用の弓を一人で使い、安全圏から皇妃の私兵たちに指示を出していたウルヒを狙います。「たまには自分の血も流してみやがれ!!」という言葉とともに放たれた矢は、ウルヒの左目を直撃。見事にユーリが外に抜け出す隙を作ります。

おすすめ。

昔の政治的な駆け引きという点から見ても、なかなか面白い巻だと思います。ストーリーを考えた篠原先生には脱帽です!