なっちゃんの愛称で、周りから期待され信頼され愛されたなつの朝の顔が見れなくなるかと思うと寂しさでいっぱいの最終話でした。まだ幼いなっちゃんが北海道の十勝に引き取られ、見ず知らずの他人の家で育てられていくシーンを振り返り、改めて大地を耕し開拓してきたこの十勝に恩返しが出来たと思いました。
それは一重になっちゃんが泣き言言わずに努力をしてきた結果だと思います。戦争において両親に先立たれましたが、生き別れた兄と妹と再会して力を合わせ様々な問題を解決していく姿はとても逞しく、成長を感じました。一休さんという仕事の上でも家庭においてもよきパートナーとも出会った彼女は、愛娘ゆうちゃんとも前に進むしかないこれからを三人で足踏み揃えて生きていくでしょう。後ろを振り向かないなっちゃんの生き方に私も感銘を覚えました。