いたずらなKISS
「いたずらなKISS」は、私が高校生の時、友人から借りたマンガのうちのひとつです。主人公の琴子の家が地震で崩れてしまい、父親の親友宅の家に居候することになるのですが、その家の息子が、琴子が三年間ずっと片想いしていた男の子、入江くんの家というありえないことがきっかけで恋が進展していくというストーリーです。
私は中学・高校と六年間、女子高だったので、クラスメイトを好きになったり、お付き合いすることがとてもうらやましくて、このマンガの世界に没頭していました。
高校二年生の時、入江くんによく似た、大学を卒業したばかりの若い男の先生が赴任してきて、その先生のクラスになりたかったのですが、見事にハズレ。ただ、週に何回か、その先生が私のクラスで国語の授業をしていました。その時は、生徒のうちの一人に過ぎないのに、妙に意識してしまったことを思い出します。