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天は赤い河のほとり16巻(篠原千絵)感想ネタバレ注意・カイルがユーリをどれだけ本気で愛し必要と…。

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ユーリの成長を大きく感じました。

面白いところ。

カイルがユーリをどれだけ本気で愛し必要としているかが、皇太后を通してもよく分かるところ。ユーリが行方不明になると、カイルが皇太后のしわざと見抜いて本気で皇太后を脅しにかかるのです。「あなたにわたくしが殺せるものか」と言う皇太后に対し、「寵姫に溺れた皇帝がどれほど残酷なことをしてきたか…あなたは歴史を学んだほうがいい」と、ものすごく冷たい目で言い放ち、彼の本気度がしっかり伝わってきました。しかし、そのことがまた皇太后の次なる企みへとつながっていきます。それがまた面白いところです。

好きなキャラ。

ユーリ。カイルがユーリをタワナアンナにしたいと思っていることを告白し、初めて自分がその座に就くことを考え始める巻です。「行ってみようか あたしに 行けるところまで」というセリフのシーン、とてもかっこよかったです。そこには、全力で日本に帰ろうとしていた最初の頃とはまったく異なる、一人の人間として大きく成長したユーリがいました。

好きなところ。

ナキア皇太后がいるにもかかわらず、市民たちが「タワナアンナ・ユーリ!」と叫び出し、勝手に盛り上がりを見せるところ。ユーリがヒッタイトの国民からどれだけ指示を得ているかがわかるシーンです。

おすすめ。

ルサファのユーリに対する秘めた想いが明らかになる巻です。皇太后の水によって操られている時でさえ、ユーリをまったく傷つけないルサファの姿に、胸を打たれます。