恋愛がしたくなる胸キュン漫画です。
面白いところ。
見た目の暗さから「貞子」とあだ名をつけられ、見えないのに「霊感の持ち主」だと噂され、その噂の期待に添えようと的外れな努力をする主人公爽子と、誰からも好かれ人気のある爽やかな風早のラブストーリー。
少女漫画の王道をいっているこの漫画ですが、ストーリー構成がとってもうまくて、読んでいて不覚にも泣けます。
爽子の努力するひたむきな姿と、初めて友達と呼べる存在が出来てその存在を心から大事に思うそのピュアな気持ち。見ていて本当に胸をうちます。
この漫画はただ恋愛だけに趣をおいているのではなく、爽子と風早の周りの人間関係の描写も上手に描かれているので、読み応え抜群です。
私が一番はまったところは、自分と関わっているせいで、風早とちづると矢野ちんの評判を落としているという噂を聞き、皆に迷惑掛けたくない・その一心で自分から離れていってしまうところでしょうか。
じれったいというか。自分に自信のない爽子だからこその行動。
そんな爽子の行動を悲しく思う3人と爽子の「本当の友達」になるシーンがとっても胸熱でした。
この漫画を読んでいると、恋愛っていいな。友情っていいな。と本気で思わせてくれます。
私は結婚していますが、旦那ともう一度恋愛関係に戻りたくなりました。
そういう素晴らしい作品です。