義理の姉弟。それでも自分の気持ちに正直な2人を見守りたくなる漫画です。
面白いところ。
出会いは最悪、状況も極めて困難、邪魔者多し、という八方ふさがりな恋愛模様です。義理の姉弟ということになるので、主人公茅乃の悩みは尽きませんが猛の男らしさがサラッと救ってくれる気持ちのいい漫画です。
好きなキャラ。
上条くん。カッコいいはずなのにちょっと面白くて可哀想な彼が出てくれると場が和みます。ストーリーには深く関わらないのに合間合間で登場するのは、きっと人気が高かったのだと思います。
好きなエピソード。
猛がイタリアに行く辺りの話。もちろん行って欲しくない茅乃との間がぎくしゃくするけど、やっぱりカッコ良く決めてくれる猛がもっと好きになる!自分・家族・彼女のことをきちんと考えられる素敵な高校生だなと思いました。
好きなところ。
この人ちょっと酷い人だな、という人が出てきても、その人がどうしてそんな風に振舞うのかと言ったような心情描写が丁寧に書かれています。読みながら、「あ、だからこんな行動とったんだ」とすっきりします。
作品に関する思い出。
小学生の頃に流行りました。りぼんやなかよしから卒業してマーガレットに載っていたこの漫画を読むと、ちょっと大人になった気分でした。当時は友達に借りて読んでいましたが、後になってわざわざ買い直したのを覚えています。
作者に関して。
悩み多きストーリーが多い印象です。ハラハラする漫画は苦手なのですが、高梨さんの描く男の人が好きでつい読んでしまいます。