私の愛したキャラクター
うる星やつらに出会ったのは父が持っていたうる星やつら劇場版ビューティフル・ドリーマーのビデオテープからでした。魅力的で個性豊かなキャラたちが織りなすラブコメディがとても面白く私は心を鷲づかみにされました。
映画はキャラクターも話も一切知らずに見たにも関わらず、くせになる面白さで、何度もそのビデオテープを繰り返し見た覚えがあります。漫画原作者である高橋留美子さんの独特なキャラ達がどれも活き活きしており、一話完結型でテンポよく話が読めるところが好きでした。そんなひと癖もふた癖もあるキャラクター達の中で私が最も愛してやまないのが、メインヒロインのラムちゃんです。最初は宇宙から地球侵略に来た鬼型の宇宙人の女の子でしたが、地球人である主人公諸星あたると出会い(適当に選ばれただけ…)勘違いから婚約者になることが始まりです。
見た目は鬼型宇宙人ということで小さな角とトラ模様のビキニ姿でっとってもグラマラスな女の子。漫画連載当初から今の時代まで数多くの男性達を魅了したであろうことが窺えます。そんな見た目とは裏腹に語尾が「~だっちゃ」といった方言でしゃべっているところが、またたまらなく可愛いんです。そんな彼女の一番好きなところが一途なところです。
主人公のあたるはもともとうる星やつら屈指の女好きですぐナンパをしようとする奴です。そんな彼を一生愛しそばにいようと健気につくし「ダーリン」と呼ばれ、ラムちゃんにつくされるあたるが羨ましいと思った方も多くいるのではないかと思います。またあたるのナンパに毎回嫉妬し盛大に電撃をくらわすのはうる星やつらの名物のひとつでもありますよね。
あたるもほかの女の子をナンパできないとラムちゃんを邪険にするものの本当はちゃんとラムちゃんのことを想い、愛しており早く結ばれてくれと願いながらアニメ、漫画を見たものです。ラムちゃんは私にとって憧れであり、尊敬するキャラクターです。