磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~第175話「珍!見世物小屋で候」(仲間りょう)
簡単なあらすじ。
犬と共に浅草奥山に来た磯兵衛は見世物小屋・珍を発見する。
その珍の舞台裏では、ラクダ、アザラシ、新人のヒョウ、白オウムが雑談をしていた。やがて舞台の幕が上がるが、アザラシもヒョウも白オウムも、磯兵衛の犬にダメ出しをされてしまう。
ラクダは犬が自分が芸を極める事に専念するようになった切っ掛けとなった金言をくれた将軍であると気が付き、犬に自分の芸の成果を見せたが、それは人間に媚びた芸でしかなかった。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
今回は不発でした。残念ながらあまり面白いと思えるシーンがなく、残念です。
強いて挙げるならば、磯兵衛の犬のシビアかつクールなツッコミの数々でしょうか。
見世物小屋の舞台裏で動物たちが雑談をしている世界観は、最初こそかなりインパクトがあり面白かったです。
ですが、その面白さがあまり持続しなかったのが残念でした。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
磯兵衛の犬は本当にすごいですね。
彼の言葉は厳しいですが、徹底的に現実主義で、的を射たものが多いです。皮肉もたっぷりで、読んでいて面白いです。
見世物小屋を発見した時に安っぽい同情をする磯兵衛をクールに見ている彼の話をもっと聞いてみたい、と思ってしまいます。
次回の展開予想や希望や想像など。
今回はかなり不発で、しかも最愛のキャラクターである中島も登場せず、とても残念でした。
次回こそは、グダグダな展開の気楽に笑える話である事を期待します。
そして、中島がメインの話である事を望みます。彼の話を、もっと読みたいです。
ありがとう寄稿。
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