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うしおととら/感想&あらすじ・主人公の蒼月潮(あおつきうしお)が実家である寺の蔵の地下扉を開けてしまった…ネタバレ注意。

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うしおととら

週刊少年サンデーの大御所、藤田和日郎先生の連載デビュー作品です。
この作品と出会った時には、すでに連載が終了しており、友人から全巻を借りて読んだのが
始まりでした。第一印象は、作画が濃いなと思いました。そして、妖怪をテーマにしているだけあって、おどろおどろしい表現も藤田先生の絵柄の特徴として、印象的だったのを覚えています。
主人公の蒼月潮(あおつきうしお)が実家である寺の蔵の地下扉を開けてしまったことから
物語がスタートします。そこで出会った槍に封印されていた1匹の妖怪、とら。
ちなみに、とらという名前は、潮が付けた名前で封印される前の名前は長飛丸といいます。

これは、巻数を読みすすめていけば、謎を紐解くかのように明らかにされていく事実です。
この作品は、伏線がいたるところに散りばめられていて、個人的にはコミックスで
一気に読むことをおすすめしたいですね。週刊雑誌でリアルタイムで読んでいたら、
先が気になりすぎて頭がおかしくなっていたかもしれません。
またこの物語での妖怪は、主に人間を食するものがほとんどでした。
もちろん、とらも食人鬼の一種で、封印を解いてくれた潮を食べるつもりだったようです。
潮自身も最初は、自分を食べようとするとらをいつか滅ぼしてやろうと思っていました。
けれど、妖怪絡みの事件を解決していく内に、二人(?)の間に妙な絆みたいなものが生まれます。
その一人と1匹の、友情とは決していえないけれど、気の合う彼らの戦闘シーンや掛け合いなどがもっとも見どころではないかと思います。そして、感動の涙を流すことも忘れずに。