- 古舘春一
一言感想
最恐のミスで笑い、”センパイ”で頼もしさを感じ、ここから反撃開始!
面白いところ。
日向が影山の後頭部にサーブを決めたこと。
菩薩顔の日向、ヒタヒタ近づく姿や瞳孔はかっぴらいているのに口元は上がっている影山の顔は確かに恐いけど最高に面白い!
怒鳴られるより冷静に詰め寄られる方が恐怖を感じるものですね。
二人の空間だけ異常に冷たい気がします。
先程とは違い死んだ魚の目、恐怖で思考回路が停止していそうな日向と、追い打ちをかけるようにボールが当たった場所をスパァン!スパァン!と叩きながら話す影山の流れは何度見ても吹き出します。
何でこんなに笑いのバリエーションがあるんでしょうか。
この後に緊張している日向に対して田中が中々良いことを言うんですが、それが消えてしまう程このやりとりは面白すぎます。
ただ、これを冷静に見ると「前にいる人ってサーブ(ボール)見えないから結構恐いんだなぁ」と思いました。
好きなところ。
面白いところでも書いた日向のサーブミスからの影山との一連のやりとりも好きですが、この後の連係がうまくいかなかった時に影山が謝るシーンも好きです。
前ならきっと言わなかったことだと思うので。
いろんなところで、ちょっとちょっと影山の変化が見れて嬉しいです。
おすすめ。
ボールが影山の後頭部直撃してからの日向とのやりとり。
作者に関して。
笑いのバリエーションが豊富、センスも良くてすごいです。