- 古舘春一
一言感想
思いと行動は確実に人に伝わって、そして変わる!
好きなところ。
とにかく日向の行動(気持ち)とそれによる影山の変化が見どころです。
日向の口だけじゃない、全身(行動)でそれを出す姿は影山だけじゃなく読者も動かされると思います。
心が強いとかではなく、ただただ純粋に「バレーが好き」で「だから負けたくない」。
そういう気持ちが一番大事で、だからこそ日向は最後までボールを追いかける。落ちてないんだから、なんてかっこいい……!
これだけ夢中になれるものがあるのって良いなと思っちゃいました。
勿論他のキャラもみんなそうなんですが、この話では特に日向のそういう部分が強く出ていて良かったです。
日向に対し勝ちに必要だと思えないとまで言っていた影山が彼にトスを上げるシーン、そしてそれを笑顔でスパイクを決める日向は最高です。
本人達はまだほとんど自覚していないかもしれませんが、主将の言っていた「仲間の自覚」が少しずつ出てきたのかなと感じました。
言葉でどうにかしたのではなく、行動で認めさせたのはかっこいいの一言です。
好きなキャラ。
菅原孝支。
何気ない会話から相手を救っている事が多く、休み時間に日向の練習に付き合ってくれたりと優しい先輩だから。
アドバイスも的確だし、物事も割と冷静に見えるのはさすがセッターです。
おすすめ。
何といっても影山の日向へのトスあげ!そして日向のスパイクシーン!