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スキップ・ビート!感想&あらすじレビュー!キョーコ、尚、蓮の三角関係を中心に、個性派キャラクターが…ネタバレ注意。

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花とゆめコミックス(白泉社)。著者、仲村佳樹(なかむらよしき)。現在コミックス33巻まで既刊。

中学卒業時に、芸能活動のために実家を出て上京すると言い出した幼馴染について、東京に行くことにした平凡な主人公、最上キョーコ。一躍トップアイドルに上り詰めた幼馴染、不破尚(ふわしょう)を一途に想い、彼から特別な存在として認められていると信じて甲斐甲斐しく身の回りの世話をするが、ある日、尚が自分のことを都合のいい家政婦としてしか見ていないことを知ってしまう。高校にも進学せず、一心に尽くしてきた想いを踏みにじられ、復讐を決意して、彼と同じ芸能界を目指す。

恐るべき執念でなんとか業界大手の事務所に入ることのできたキョーコの前に現れたのは、同じ事務所の先輩であり、日本を代表する若手人気俳優の敦賀蓮(つるがれん)だった。彼はキョーコの芸能界入りの動機が不純であるとして敵意を抱くが、やがて演技の楽しさに目覚め、本気で女優を志すキョーコの理解者となる。

芸能界という華やかな世界を舞台に、仲村佳樹の独特のギャグを要所要所に織り込み、キョーコ、尚、蓮の三角関係を中心に、個性派キャラクターが脇を固める。結末の見えないストーリー展開もまた、続きを早く読みたいという気持ちにさせてくれます。