著者:末次由紀。
かるたをやってみたくなりました
面白いところ。
かるたを扱った少女漫画なのにスポーツものの少年漫画みたいでもある。
からたに本気に取り組む主人公らを見てると熱くなるし、うっすら見える恋心にはキュンとする。
少女漫画としても、スポ根ものと見ても楽しめる。
好きなキャラ。
千早、太一、新
好きなエピソード。
千早がが白波会でかるたの楽しさに気づくところ。
ずっと綺麗なお姉さんが二本一になることを自分の夢だとしていた千早が、はじめて自分のことを夢にしようとしている。太一から言われた「自分のことでないと夢にしたらあかん」「じゃあ綾瀬さんはクイーンやの」という言葉を現実にしようとする。感じがいい千早の成長を期待させるワンシーン。
おすすめ。
恋愛要素は入っているもののそこに重点を置いておらず、かるたに本気に取り組むスポーツ的な要素が大きいので少女漫画を苦手としている男性の方にもおすすめできる、読んでみて欲しい。ギャグ要素も織り込まれているしテンポもいい。悲しい、悔しい、楽しいといった人間的な部分を丁寧に表現してくれているので感情移入しやすく一緒に悲しんだり悔しんだり楽しんだり出来る。