ヴィクトリア時代のお洒落なラヴストーリー。
面白いところ。
ヴィクトリア時代のイギリスを舞台にした貴族とメイドの恋愛を中心にお話しが進みますが、出てくる登場人物がとにかく生き生きとして魅力的です。
また、建物・風景・衣装など描き込みが細かくて美しい!
好きなキャラ。
エマに恋するインドの青年、ハキム。主人公2人が真面目でシリアスになりがちなところに、ハキムが出てくると一気に雰囲気が明るくなって楽しいです。
好きなエピソード。
主人公2人のお話も素晴らしいのですが、大好きなのが10巻に収録されている『アデーレの幸せ』というエピソード。なぜ、働くのか?と質問されて答えた彼女の仕事に対する考え方に感動しました。
作品に関する思い出。
イギリスの風俗や歴史にすごく詳しくなりました。
おすすめ。
本編もとても面白いですが、サブキャラクターにスポットを当てた短編も素晴らしいです。当時の様々な階級の暮らし方、考え方などが詳細に描かれています。
作者に関して。
とにかく、描き込みがすごいです。風俗の描写にはものすごいこだわっており、相当下調べされているよう。
画面を見ているだけでも楽しいです。