胸キュンと笑いがどちらも味わえるエピソードです。
面白いところ。
後に親友となる吉田千鶴・矢野あやねの2人と爽子との会話が、とにかく面白いです。他の女子たちとは違い、コソコソ陰口を言ったりするタイプではなく、爽子とも臆せず話せる2人。爽子の思考は人とかなりズレているので、この2人がツッコミ役として早くもいい味を出しています。3人の掛け合いが漫才みたいで、ついつい笑ってしまいます。
好きなキャラ。
副担の荒井先生。ニックネームは「ピン」。体育教師で、野球部の監督、そして独身。1巻ではまだほんの少ししか出てくるシーンはありませんが、早くもその存在感はバツグンです。隣の席同士になった爽子と風早くんの初々しい会話のやりとりを見て、「なにときめきメモリあってんだ!?ケンカ売ってんのか!?」とイライラし、風早くんに「職員室に来い!今日は帰さない」と言い放ちます。その俺様具合が最高です。
好きなエピソード。
放課後、教室に残って出席簿を作っている爽子のもとに、風早くんがやってくるところ。お互いにちょっと意識し合い、「青春だなぁ」とドキドキするシーンなのですが…。いきなり、校内放送でピン(荒井先生)が「至急職員室に来い」と風早くんを呼び出し、その上「1分以内に来なければお前の恥ずかしい過去全部ばらしてやる!以上!!」と言い放ちます。それを聞いて、慌ててダッシュする風早くん。ピンについて「何者なのかな…」と考える爽子。お気に入りのシーンです。