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君に届け1巻(椎名軽穂)episode1.席替え・感想ネタバレ注意・陰気な主人公の女の子と爽やかな男の子の恋愛…。

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風早くんの早とちりシーンに胸キュンでした。

面白いところ。

ものすごく陰気な主人公の女の子と、ありえないほど爽やかな男の子の恋愛が、爽やかに描かれているところ。今までにない少女漫画のジャンルで、すっかり虜になってしまいました。

好きなキャラ。

やっぱり主人公の「黒沼爽子」です。黒長の髪も雰囲気も、リングの「貞子」そっくりのため、周りからは「黒沼貞子」が本名だと思われているほどの人物。ここまで暗〜い雰囲気の女子高生が主人公になるというのは、もしかすると少女漫画史上初めてなのでは?別に悪気があるわけでもないのに、やることなすことすべてが人を怖がらせたり驚かせたりすることになる爽子。でも、本当はとってもまっすぐな性格で、どうしようもないくらい良い子なんです。ついつい応援したくなっちゃいます。

好きなエピソード。

風早くんの回想シーンが大好きです。夏休み前、爽子がクラスメイトたちの前で風早くんに公開告白(そして玉砕)する形に。しかし、実は前から爽子のことが気になっていた風早くん。爽子と2人でいる時に、「期待しちゃってもいいんだよね?夏休みも黒沼に会えるって」と聞きます。しかし爽子は恋愛に疎い上、彼女の中では「風早くん=分け隔てなく皆に優しくしてくれる、いい人」とインプットされているため、勘違いして「夏休みの講習で会っても、さけないでいてくれるんだね…」と泣いて感動します(笑)。恋愛感情ではなく尊敬のまなざしで見つめられていたといことを悟った風早くんは、自分のうぬぼれに気付いて顔が真っ赤に。微笑ましい光景です。

作者に関して。

椎名軽穂先生の前作は「CRAZY FOR YOU」。あれも好きでしたが、「君に届け」とは正反対の、かなり暗くてドロッドロの恋愛漫画でした。よく、いっつも同じテイストの話になる漫画家さんもいますが、椎名先生は180度違うテイストの話も描ける素晴らしい人です。