面白い漫画を教えてください。

色々な「面白い!」を発信します。

スポンサーリンク

ガラスの仮面(美内すずえ)・感想ネタバレ注意!舞台、観に行きたくなります!

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。
  • 一言感想:お芝居の見方がこの本を読んで変わりました!舞台、観に行きたくなります!

面白いところ

どこにでもいるような平凡な女の子、北島マヤが、大女優に見初められ、お芝居の世界にのめりこんでいくお話です。今までお芝居にあまり興味がなかったのですが、ガラスの仮面を読んで舞台を見に行きたいと思いました。美しくて才能もある、マヤとは正反対の姫川亜弓というライバルと共に、女優なら誰もが憧れる紅天女という役を手に入れる為に競い合うのですが、二人の対比がとても面白く、圧倒的に亜弓が有利なのにもかかわらず、マヤもきっと何かやってくれる、とまるで一つのお芝居を観る観客のような感覚で読むことができました。

好きなキャラ

主人公マヤのライバルである姫川亜弓が好きです。美貌も才能も持ち合わせているのに、マヤの芝居へかける情熱や勘、“演じる”のではなくその役に“なってしまう”というマヤに恐ろしさを感じ、唯一のライバルとして認めます。プライドの高さ、それを支える並々ならぬ努力は、ただ美しいだけではない、彼女の芝居に対する強い想いがひしひしと伝わってきて、個人的にはマヤよりも亜弓を応援したくなりました。

好きなエピソード

数々の演目が描かれていて、どのお話もとても好きで一つに絞るのが難しいのですが、「奇跡の人 ヘレン・ケラー」をマヤと亜弓がダブル主演という形で演じたエピソードがとても面白かったです。三重苦を背負ったヘレン・ケラーの生涯を描いたお芝居なのですが、同じ役を演じているのに全く違う演目を観ているよう、と漫画の中で描かれています。芝居中は勿論、二人がヘレン・ケラーという役を掴むまでのエピソードもまた面白さの一つです。