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おとめ妖怪ざくろ連載中・既刊全8巻(星野リリィ)感想&あらすじ・バトルシーンやシリアスなシーンもあるのですが…ネタバレ注意。

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  • 作品タイトル:おとめ妖怪ざくろ 連載中・期間全8巻
  • 作者名:星野リリィ

一言感想

妖怪といってもおどろおどろしい妖怪はあまり出てこないことと、主に男女ペアで行動するのですがそういうところがいかにも少女漫画っぽくていいです。

面白いところ。

バトルシーンやシリアスなシーンもあるのですが、始終いちゃいちゃしているのでほほえましくてかわいく、それぞれ違ったカップルの恋愛を見ているようで面白いです。

好きなところ。

女性キャラの洋と和の混じった制服がかわいいです!主人公は違いますが髪形もふわふわしていて真似したいくらい素敵です。この作品の作者の方の描く女の子はみんな笑顔が本当にかわいくて大好きです。

好きなキャラ。

芳野葛利劔(よしのかずらりけん)という男性キャラです。パートナーである薄蛍(すすきほたる)との会話が、本当に彼女のことを大事に思っているのだなあという言葉ばかりで、この作品の中でもっとも頼りになる人物なので好きです。ただ、彼単体ではなく薄蛍と一緒にいるときの方が好きです。

好きなエピソード。

おみやげに買ってきてもらったビスケットをみんなで食べるというシーンで、利劔が薄蛍に自分の分もあげようとします。遠慮する薄蛍に「お前が食べていることが嬉しい」とさらりと言ってのけ、さらにはしたない、と照れる薄蛍をみる眼差しが柔らかくて、女の子なら一度はそんなことされてみたいー!と思うエピソードです。

好きなところ。

登場人物たちは桜の枝のような武器を使うのですが、その際主人公ざくろ以外は歌を歌っています。その歌の歌詞がすごく素敵です。アニメ版だとなんだか子守唄のようなメロディでこの歌がきっかけで大好きになりました。

おすすめ

花びらが舞う演出が多いのですが、シーンごとに描き分けられていて実際に動き出しそうで綺麗です。女の子たちの笑顔もおすすめでなんだか心があったかくなるような笑顔をよくみてほしいです。

作品に関する思い出。

作者の方がキャラクターデザインをした「輪る(まわる)ピングドラム」というアニメ作品から知りました。そちらの作品は難しいことが多く夢中になっていて、この作品にはあまり興味がなかったのですが一度読んでみるとのめりこんでしまい、アニメまでしっかりみてしまいました。

作者に関して。

星野リリイさんの描くイラストは本当に美麗で素敵です!成人向けの作品を取り扱っていることが多かったので今までは全く知らなかったのですが、上記の「輪るピングドラム」という作品で一気に大好きになりました。

その他。

まだ連載中とのことなのですが、アニメは神がかりの里編で完結しています。戦闘時に薄蛍たちが歌う曲がとっても素敵で耳に残るのでぜひ見てほしいです。