- 作品タイトル:浦安鉄筋家族(うらやすてっきんかぞく)全31巻
- 作者名:浜岡賢次
一言感想
元祖下ネタ、という感じの思いっきり小学生の大好きそうなネタばかりでエッチな感じは一切なく、なんだか懐かしい人や物のパロディ―も多くどんなひとでも絶対笑える一冊だと思います。
面白いところ。
主人公(馬鹿)、大阪弁、貧乏、金持ち、デブ、と主要キャラの特徴が非常に覚えやすく、さらに底抜けにわかりやすく笑えるのでシンプルに楽しめるとこです。
好きなところ。
ものすごく下品なのですが絵のタッチが雑でなくとても読みやすいです。それと、オチに大どんでん返し、とかがほとんどなくあはは!やっぱり!と爆笑できるところです。
好きなキャラ。
お金持ちの菊池あかねという女の子のキャラです。基本的にお嬢様という設定でとってもかわいいのですが、そんな美少女キャラなのにいつもかわいそうな目に遭うことが多くなんだかいつも気になってしまうキャラです。
好きなエピソード。
フグオというデブキャラの男の子が、夏の暑い日、誕生日にソフトクリームサーバーを買ってもらうという回で、途中で其の機械が壊れてしまいクリームまみれになってしまうのですが読んでいる当時も本当に暑くてすごく羨ましく思ったのを強烈に覚えています。
好きなところ。
下ネタが多いというより下ネタで構成されているようなものなのですが、セクシーな表現が一切ないことと、遊んでいるだけでなく、たまに人助けをしてみたりするところが子供を対象としたところらしくて好きです。
おすすめ。
たまに絵の中にストーリーとは一切関係ない変なキャラ?というか変な生き物が潜んでいたりすることがあるので隅々まで読んでみてほしいです。
作品に関する思い出。
高校生の時に初めて読み、その時はもうすでに完結していたのですが、クラス内で大流行していて修学旅行も文化祭もこれをみんなで読んでいたのでギャグマンガと言えば私はこれを思い浮かべます。
作者に関して。
特にこのシーンを読んで、というわけではないですが読んでいると浜岡賢次さんという方は本当にこの作品を描くのが好きなんだなぁと感じます。大事に大事に描いている感じがすごく伝わってきます。