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シグルイ/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・徳川忠長の御前で催された駿河城御前試合で、伊良子と隻腕となった藤木源之助が…。 #漫画

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シグルイの最終回、そりゃないよ~

『シグルイ』は、『覚悟のススメ』が代表作の山口貴由先生の作品で、秋田書店の月刊漫画雑誌『チャンピオンRED』に連載されました。

原作は、南條範夫先生の時代小説『駿河城御前試合』の第一話「無明逆流れ」で、駿府藩主・徳川忠長の御前で催された十一番勝負を描いたものです。
濃尾無双と謳われた剣豪である岩本虎眼が、掛川に開いた虎眼流に、伊良子清玄が道場破りとして訪れます。
虎眼流は、これまでも数多の剣客たちの道場破りを返り討ちにするほどの猛者の集まりで、伊良子の相手を道場のNo2である藤木源之助がつとめますが、天武の才の持ち主である伊良子の骨子術によって敗れてしまいます。次に相手をした、師範の牛股権左衛門により敗れた伊良子は虎眼流の実力を認め、虎眼流に入門することになります。
入門後、めきめきと腕を上げた伊良子は、道場随一の剣士となり、虎眼流の後継者と目され、岩本虎眼の娘である岩本三重も、伊良子の美貌に魅かれてていましたが、岩本虎眼の情婦であるいくとの密通がバレ、虎眼の「流れ星」によって両目を斬られ、いくと共に追放されます。
その後、復讐に燃える伊良子は、秘剣「無明逆流れ」により、岩本虎眼や高弟たちを討ち果たします。
また、仇討として、挑んできた藤木源之助に対しても、無明逆流れにより、藤木源之助の左腕を切り落とし、勝利し、続いて挑んできた牛股をも討ち果たします。
最終回では、徳川忠長の御前で催された駿河城御前試合で、伊良子と隻腕となった藤木源之助が戦います。
藤木源之助は、岩本三重と試合に勝利した暁には夫婦となる約束をし、父である岩本虎眼の敵をとってほしいと懇願され戦いに臨みます。
試合は、藤木が伊良子の無明逆流れのタイミングをはずし、鍔迫り合いから、隻腕となったことで鍛錬により筋力を増した右腕により、伊良子の刀を折り、そのまま肩から心臓にかけて斬りつけることにより、勝利します。
その後、藤木が岩本三重のもとへ駆け寄るとそこには、自害した三重の姿がありました。
三重は父の敵として伊良子を討ってほしい想いと、伊良子に魅かれている自分との葛藤があったのだと思いますが、純粋に三重を想い、命懸けで戦った藤木があまりにも不憫で、そりゃないよとツッコミたくなる最終回でした。