おおきく振りかぶって６巻（ひぐちアサ）感想＆あらすじ・田島の機転と三橋の落ち着いたプレーでホームを守り得点を防ぎ…ネタバレ注意。 #マンガ

一言感想

調子を上げ始めた桐青の反撃開始にヒヤヒヤどきどきです。

面白いところ。

良い調子で試合をすすめてきた西浦ですが、ついに桐青の反撃が始まります。

しかし、得点されそうな場面でも田島の機転と三橋の落ち着いたプレーでホームを守り得点を防ぎ、手に力が入るほどドキドキしました。

１アウト・３塁ランナーが人数が少なく変えの利かないピッチャー三橋。
その場面でのスクイズがありかなしかといった、チームの指揮を担う監督同士の心の読み合いの心理描写が本当にすごかったです。

モモカンの読み勝ちで、外されたボールをバットに当てる栄口にファインプレーはもちろんのこと、三橋がホームインした時には達成感を感じながら思わず力が入りました。

一方、桐青も攻撃方法を変え、大きいヒットは狙わずに着実にヒットして出塁・ランナーを進めるという地道な野球で流れを引きつけ始めます。

得点には繋がらなくても、一つ一つのプレーが相手にプレッシャーを与えているのは、さすが強豪校だな…と思いました。

監督の指示により桐青は徹底されたゴロ打ちし、ヒット数出塁を増やしながら三橋のカーブをとらえ始め、ついには同点に追いつかれてしまいます。

一つのプレーで流れが変わってしまうのが野球ですし、手練れの強豪校相手に、このまま簡単にいけるはずはないとは思っていましたが、西浦を応援するわたしとしては冷や汗たっぷりのドキドキ展開です。
しかし、そんな時でもテンション高く声を上げる三橋にホッとする気持ちと、そんなテンションで大丈夫なの？という不安な気持ちです。

カーブはとらえられ始めましたが、何といっても三橋の持ち味・決め球は変なストレートです。

ここからまた西浦の反撃が始まる！と信じています。