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十二国記/第三十九話「風の万里 黎明の空 終章」感想&あらすじ・全てが終わり金波宮(慶国の王宮)に帰ってきた…ネタバレ注意。

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  • 声の出演 陽子:久川綾  景麒(けいき) 子安武人
  • 監督 小林常夫
  • オープニングテーマ 「十二幻夢曲」  (テーマ曲で主題歌はない)

一言感想

小野不由美先生小説が原作のアニメ版。今話は原作でいうところの「風の万里 黎明の空」という話の終末部分です。

好きなところ。

やはりきちんとした王らしい陽子の凛とした対応。
流石に顔が知られてはいませんが、この世界は天によって麒麟に王が選ばれて治められる世界。慶という国においては慶王である陽子の上はいません。麒麟ですらも頭を垂れます。

そのために慶の麒麟である景麒を呼び、乗馬(?)状態で王として処罰を下します。ある意味では景麒が印籠代わりのような時代劇風ですが、名裁きのシーンは胸がスーッとします。
ちなみにこの時、皆が叩頭するのがこの世界では常識です。

好きなシーン。

全てが終わり金波宮(慶国の王宮)に帰ってきた陽子。
はじめに登局した時とは違い、自らの意志で、自らの言葉で話す陽子。
その姿はまさしく王と言ってもいいでしょう。
陽子が下した初勅は「伏礼を廃す」ということ。
人は強要されなくても自然と相手に対して尊敬の念があれば頭を下げるというのが陽子の考えであり、人が縛られる必要はないことだという考え方。
その考えは王宮を出て経験を積んだことで得たものであり、自らの言葉で話す陽子が格好いいです。

作品に関する思い出。

原作を読むとまた違った面も見えますが、そんなに原作を壊さないアニメとして好きな作品です。