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京騒戯画 /アニメ感想レビュー・京都と鏡都の物語、面白さは、わかりづらさにあるのではないかと…ネタバレ注意。

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京騒戯画 - 京都と鏡都の物語

 この作品のいちばんの面白さは、、わかりづらさにあるのではないかと思う。
 まず最初に、Webで30分のアニメが配信された。不思議な異空間で暴れまわる少女と少年ふたり。見進めて行くうちに次々とキャラクターが登場するが、まったく文脈が掴めない。
 例えば。どうやら血の繋がりがありそうな3人の大人は、ひとりが女たらしの僧侶、ひとりは妖怪、ひとりは身丈が小さく浮いた杯に座している・・・。巨大ロボットが登場したかと思えばコンピューターオタク、ギャングなど。

 ストーリーもあちこち飛び回り、あっという間にエンディングを迎えてしまう。集中して見ていても、置いて行かれてしまう。
 そしてその数カ月後、Webにて10分の短編が5話配信。そこで徐々に明らかになる各キャラの繋がりと世界観。だが、まだまだわかるようでわからない。
 さらに約1年後、満を持しての1クールアニメ放送。いよいよここでWeb配信で張り巡らされた伏線の回収となる。
 「こと」と読めるキャラクターだけで、コト・古都・黒兎。とても難解な構成のアニメであるが、一見の価値あり。2013年秋クールで最もオススメのアニメ。