一言感想
「さいゆうき」と聞くと、今だとSMAPの香取君が主演のドラマが浮かぶが、それとは、似て非なるものの話。ゴクウやサゴジョウ、ハッカイ等出るが、見た目も中身もバリバリの現代アクションになっている。
面白いところ。
絵がきれいで、中身も「さいゆうき」と言えど昔のイメージがなく、ハードボイルド?な感じで、現代に好まれる内容だと思います。何より、カッコ良い主人公達。桃源郷とか牛魔王とか、聞いた事のあるフレーズばかりのため、とても読みやすい。
好きなところ。
なんだかんだ、仲の良い4人組。お互いがお互いを理解し信頼しているからこその団結力だと思う。人間と妖怪が調和して生きてきた世界を、恐しにかかる者へ向かう為、西へ。壊れたこの世界には、牛魔王が関わっている?その為に、また4人が集結。1人1人、ここまでいろんな悲しくも苦しい事を経験してきたからこそ、何にも惑わされることなく、自分の信じる道をひた走る。その想いの中で、関わる人たちの想いに起きる周りの化学変化が面白い。妖怪も人間も一緒なんだなぁと親近感を覚える人もいるかもしれません。
好きなキャラ。
三蔵様は、イメージしてこの漫画を読むと、衝撃にしかならないので。先入主観をとってお読み頂きたい。金髪の上、ちょっと長めの髪の毛、ピストルを所持するナイスガイ。言葉づかいも現代人ばりばり。でも、案外優しい一面も。