一言感想
むか~しのマンガですが、今見てもハラハラドキドキと楽しめる内容です。
面白いところ。
近未来的なんだけど、現代の闇を描いているところ。
好きなところ。
主人公と幼馴染のやりとり。
何とも憎めない優しい主人公と、同じく憎めない乱暴な幼馴染ですが、お互いを尊重しあい、助け合って事件を解決していくところがイイ。
好きなキャラ。
主人公の「安藤 鯱之介(あんどうしゃちのすけ)」近未来の内容だが、名前はとても昭和的。流行りは巡ると言われているが、そういう風潮も盛り込まれていて、とても楽しい。性格はおちゃらけていてとても温厚だが、実は頭もキレて、運動も万能。たまに精神的な発作が出るという、実は心に傷を持つ人物。現代にこんな人いたら、みんなたちまちトリコになりそう。
好きなエピソード。
震災で親を亡くし、施設でくらしていたが、お父さんの知人の兄弟のお屋敷に養子で入る事に。そこで、現在は親友以上の仲となる「史朗」と出会う。その頃は、まだ史朗は、人にやんちゃばかりする男の子で鯱之介が来た時も、いろんなもので意地悪をしてみていたが、当の鯱之介は全然気にも留めず史朗の相手を楽しんでいた。そんなとき、家に強盗が入り二人は連れて行かれてしまう。鯱之介の案で屋敷に電話をし、なんとなく場所を伝える。なんとなく伝えたつもりだったが、場所がばれると思った強盗は手を縛り車に監禁。史朗があざやかな縄抜けをし、脱出するが発砲され鯱之介の腕をかする。史朗が得意げに処置をしていると、強盗に見つかってしまう。そして、ドアを壊される・・・寸前に救助される。その後、今回お互いの悪い面良い面を見せあい話し合えたお陰で、親友以上の関係に発展し、色々な事件を解決することになる。