一言感想
泣き要素が増して面白心霊キャラも増えた巻
面白いところ。
1巻よりも感動できるエピソードが増え、天海さんの回りに常駐する心霊キャラも増えました。特に後半でコギャルの霊が出てきてから代返侍の壊れっぷりが増します。コギャルが取り付くと真面目な天海さんもコギャルになるので古風な代返侍にはそれが許せなかった様で。水と油な二人のやりとりも面白いです。
好きなところ。
今回は色んなコスチュームの天海さんが見られるのが良いです。海で水着になり、子供達のお世話でエプロン姿、学園祭で化け猫になり、コギャルに取り付かれた時には髪型が変わっていました。
好きなキャラ。
少ししか出てきませんが天海さんの母親の夕陽。他界しているので回想シーンのみの登場です。いつも着物で天海さん以上の霊感体質。予知能力まであったみたいです。わりとしっかりしているように見えますが、慌ててたとはいえ鳩語を話したり、三面鏡の幽霊とにらめっこしたり、どこか抜けてる部分は天海さんと似ています。
好きなエピソード。
短いですがエロ猫ジャックの回が面白いと思います。いつも天海さんを困らせるエロ猫が幽霊達相手にやりたい放題。天海さんの周りにいる心霊達がみんな出てきて面白いです。最後は首のない傘をさす幽霊が懲らしめますが、意外すぎる一面でした。
おすすめ。
キャラも増え、感動できるエピソードも増えて笑えて泣ける4コマとしてレベルアップしてます。じっくりと読んでみるのをおすすめします。
作者に関して。
相変わらず本編は全く怖くないですが、巻末の作者さんのエピソードが一番怖いです。やっぱり心霊モノを描く方はそういうエピソードのがふえるんでしょうか。