- 浦沢直樹
- 柔道マンガといえばこれです。ただ柔道を超えてすべての面で楽しめるマンガです。
面白いところ。
柔道という一見とっつきにくそうなスポーツを題材にしたマンガですが、そんなことはなく読んでみると簡単にすっと入っていけます。
難しいルールなど気にする必要もありませんし、ただストイックに柔道ばかりをしているわけでもないのでさわやかに読めます。
やはり主人公・猪熊柔が強くてやさしくていい子なので、最後まで気持ちよく読めるのだと思います。
世界中のライバルたちもただ強いだけでなく、打倒猪熊という信念をもとにむかっってきますので、その対決も手に汗握ってしまいますし、またその戦いのあとは非常にさわやかです。
好きなキャラ。
ジョディーです。
猪熊柔と戦いたいという強い気持ちを持ち続けているところに感嘆しました。
大きな怪我をしても柔と戦うためにそれを乗り越えて、最後には本当にすばらしい戦いをすることができました。
そのやり遂げる力には感動すらしました。
おすすめ。
柔道がまったくわからない方にもおすすめです。
また柔道に対してなにかこう男らしくて汗臭いイメージがあるかもしれませんが、この作品はむしろ逆でさわやかさが際立っている作品です。
猪熊柔という一見普通の女の子を主人公としていますので、その日常感と非日常感とのギャップを楽しめます。