型破りな教師の話だが、時折出てくるぐっとくるシーンが魅力。
面白いところ。
鬼塚英吉というバリバリのヤンキーあがりの教師が主人公なので、その破天荒さを存分に楽しむことができました。
しかし、現実にもよくあることだとは思いますが、そういった先生のほうが生徒と仲良くなったりするものだったりします。
生徒と近い存在でいられるそういった先生のほうが、生徒のことを本当の意味でわかってくれている、そんなところには共感できました。
勉強を教えることに関しては優れているわけではありませんが、こういう先生のこともいい先生というのかな、なんて考えて楽しんでいました。
好きなキャラ。
内山田教頭です。
学校における鬼塚のライバルのようなキャラです。
たいして魅力なんかはないのですが、結局最後に愛車であるクレスタを破壊されてしまうシーンが印象に残っていて好きでした。
そういう意味ではそうやって損をするキャラクターも魅力のひとつとはいえるのかもしれません。
作品に関する思い出。
ちょうどこの作品が連載されていたころだと思いますが、自分の学校にまさに鬼塚先生のような破天荒な先生が赴任してきて、本当にこんな先生がいるのかとビックリした思い出があります。
このマンガに影響されたわけではないと思いますが、やはり生徒からは人気があったのを記憶しております。