感想
主人公は順菜正太郎という時計坂高校1年A組の男子生徒。そんな彼は入学式の日に日比野真琴という女子生徒に一目ぼれするのですが、美男子好きの徳大寺ヒロミという女装した演劇部部長に出会います。真琴もその演劇部の部員であることから演劇部に入部しはじまる、はちゃめちゃな学園コメディーです。
ここまでのあらすじを読むとどんなコメディーにもありがちなハチャメチャさだとは思うのですが、そのイラストのビジュアルを一目見るともうなんというか度肝を抜かれます。いろいろな意味で。最初のうちは綺麗な絵柄でするっと読んでいられるのですが、突如として登場する眉毛がものすごく太くて立派なキャラに思わず噴き出します。
浦安鉄筋家族や稲中卓球部とかのノリが好きな人なら確実にハマるこの独特な感じがたまらないです。純粋な下ネタが馬鹿すぎで苦しくなるほどに笑えます。というか毎回毎回面白いのでよくこんなにたくさんのギャグを考えられるなと思います。へんてこでおもしろいキャラと美麗でカワイイキャラが同じコマにいるなんて斬新過ぎます。他のキャラは特にネタ的な名前ではないのに、一人だけ「ナルシス」というそのままのキャラがいてまるで稲中のようですがもっとあっさりしていて面白いです。