主人公の金木研がかっこいいです!
面白いところ。
この巻では、前巻で「アオギリの樹」に捕らえられてしまった主人公の金木研(以下カネキ)がどうなっていくのかを描いてありました。敵(というよりは、アオギリという喰種の集団。過激派)に捕らえられ、意味もなく拷問されることになったカネキが、自分の中の喰種を「受け入れる」のではなく、「喰らう」ことで、今まで制御できなかった喰種の力を使いこなしていくという描写がうまくされていました。なによりも、主人公かっこいい!となりました。
好きなキャラ。
やはりこの巻を読んでからはカネキ一択ですね。それまでの弱々しかったところが払拭され、いい感じにブッ飛んでます。また、その中にも元々の優しさを併せ持っている感じがなんとも言えない良いバランスです。
好きなエピソード。
今巻では「赫者」のカネキが喰種の力を制御し、今まで拷問されていた敵と互角以上に戦っているシーンが魅力的でした。戦闘シーンも綺麗で、作者の石田スイさんの画力に素直に感動しました。また、カネキの過去のこともいろいろ出てきて、見せ方がうまいなあと感じました。
その他。
ひさしぶりに気持ちよく、「主人公かっけー!!」となれる漫画を見つけられたので、続きが気になりっぱなしです。