- 「白鳥麗子でございます!」全7巻
- 鈴木由美子(すずきゆみこ)
恋を知らないお嬢様の、初めて好きになった人との恋愛コメディーです。
面白いところ。
主人公白鳥麗子(しらとりれいこ)の超思い込みと、高いプライドが前面に出されていて、それ故に本人が望んだ通りにならず、本人が???となる所です。
好きなキャラ。
主人公の好きな人秋本哲也(あきもとてつや)です。彼女が幼稚園の時に他の男の子は麗子のことを「ブス」と言っていた中で「かわいい」と言ったお陰で、麗子に好かれてしまいます。でもいいやつです、ホント。
好きなところ。
どうしたらこんな自分に都合のよい思い込みが出来るんだろう??と思える所です。もう好きすぎて、しかも自分がお嬢様なものだから、「ほーほっほっほっほ!」「・・・で良くってよ!」みたいな感じです。その思い込みのおかげで突飛な行動に出ちゃったりするんです。
おすすめ。
恋に不器用な人に読んでほしいかもしれないです。古い漫画だけれど、今読んでも面白いと思います。
作品に関する思い出。
当時は人気があって、みんな読んでいました。服装やお化粧の感じがその時代を物語っているような気がします。
作者に関して。
鈴木由美子さんの作品はこれしか読んでいないので詳しくはないですが、女性の心をよくつかんでいらっしゃるなという感じがします。