悪魔と契約したシエル。自らの抱える過去と血生臭い事件に翻弄されています。
面白いところ。
19世紀末のイギリス設定。小さな伯爵シエルが悪魔と契約し、セバスチャンが現れます。出てくる悪魔(人間ではないもの)、シエルの過去、ストーリーと絵がマッチしているので、少し血なまぐさい事件もきれいに感じてしまいます。
好きなキャラ。
死神のグレルです。正直いい奴ではありませんが、外見から話し方、立ち振る舞いまで、笑えるくらいイカレているので気持ちいいです。私は単純に外見やオネエキャラが好きなこともありますが、漫画としては派手で笑えて動かしやすいキャラなのではないでしょうか。
好きなエピソード。
切り裂きジャック事件が起こり、解決に乗り出すシエル。その真相は自分を可愛がってくれたおばさんと、叔母と契約した死神でした。おばさんの回想シーンが切なくてやりきれない気持ちになります。シエルにとって印象的な事件だと思いますし、結構有名なエピソードです。
好きなところ。
絵が綺麗!時代背景もそうですが、ゴシックな雰囲気を好む人女性にはお薦めです。可愛らしいとカッコいいのメリハリがきちんとついていますし、世界観が貫かれた漫画です。
作品に関する思い出。
正直アニメが始まって初めて読みました。アニメは見なかったのでコミックを読みたかったのですが、放映当時は人気が高くなりすぎて本屋さんで売り切れになっていて探すのに苦労したのを覚えています。