「マギ シンドバッドの冒険」4巻!第六ダンジョンでの攻防、新たな仲間、新たな金属器・・・もりだくさん!
今回は第六ダンジョン、ヴァレフォール編の続きからです。
最深部へとたどり着いたドラコーン・暗殺トリオ・ヒナホホ・シンドバッドが金属器を取り合ってドンパチやってます。まぁ7つ集めるってこっちはわかってるので、当然シンドバッドが勝ち取るのも予想済み。
世界を変える国を作ると、俺がやるんだと、だから全てが欲しいんだと、シンドバットは語ります。やはり後の七海の覇王、オーラと存在感が半端ない。そりゃみんなコロッと惹かれてくわ。語るその瞳はキラキラしてて、本当に夢を追いかけている少年を描いています。
同じく新刊の「マギ」22巻の後にこれを読んだんですが・・・なんともいえない気持ちになりました。あんなに国のために汚いことをしていても、アリババのように純粋に王を目指している時代が彼にもあったのだと・・・。そして自国のためにそうしなければならない現実がこの後彼に降りかかるのだと。
ダークファンタジーと名乗るだけありますよね、奥が深い。都合のいい綺麗なところだけを描写する他の漫画とは違います。
「マギ」おなじみジャーファルさんの過去も明らかになります。ファンとしては嬉しい限りです。つくづくこのマギの世界は悲しいことだらけですね。人生甘くないってか。
おまけ漫画もほのぼのして可愛らしかったです。ほっこり。