街中に起こる数々の心霊現象を解決して行く3人の小学生。
面白いところ。
町中で知らないものはいない3人のイタズラ小学生、ちょっと今時そんな設定で?と思いながら読み始めると3人の個性がでていて1つの事件に対する捕らえ方がそれぞれ違うのがおもしろい勇気をもって挑むもの、冷静な対処でクールに徹するもの、怖がりだけど優しさで歩み寄ろうとするもの、いろんな視点から見れるところ。
好きなキャラ。
地獄堂のおやじ。街角にある怪しげな、何屋だかわからないお店「地獄堂」の店主。年齢不詳で霊界と通じている、いかにもって感じのおやじ。
好きなエピソード。
桜の木の下に埋められた女の死体を助け出す!怖い物見たさや、興味本位だけではなく、その女がかわいそうだからだ!という理由で、地獄堂のおやじにお札(ふだ)と呪文をさずかり助け出して警察に届け、また町中の評判になるが余計なことは一切言わず、またこんなことがあれば俺たちで助けてやろうぜ?というところは小学生ながらかっこいいと思いました。
好きなところ。
霊感の強い子供がこれだけいっぱい出てくるなんて絶対に無いんだけど、こんな子のいるクラスメイトだったら毎日ヒヤヒヤするけど楽しいだろうなと想像しましたね。
おすすめ。
地獄堂が実際あったら是非夕暮れ時に1人きりで行ってみたい!と思わせます。
作品に関する思い出。
普段、なんの変哲も無く過ごしている日常のすぐ隣に、別の知らない世界へのドアがある。夜中に外に出た時には意味も無く暗闇に注意するようになりました。
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作者に関して。
漫画化される以前に原作を1話だけ読んでいたのですが、雰囲気がとても良く出ていてワクワクさせてもらいました。続巻も期待しています。