一言感想
「比礼のセキレイ」と「葦牙」2人の関係が見所です。
面白いところ。
長らく語られる事の無かった「細女」とその葦牙「千穂」のエピソードがついに明かされます。そして皆人達、出雲荘メンバーも「松」のハッキングによってその情報についに辿り着くのでした。すると千穂が入院している病院、経営サイドには意外な人物が浮かび上がってきて…。
好きなキャラ。
細女。今まではどことなくつかみ所がない感じがしていたのですが、この巻では彼女の魅力がたっぷりと堪能できて好きになりました。
好きなエピソード。
ラストシーンの細女と千穂のシーンとても好きです。そしてかなりの疑問が残る終わり方、読んでいてモヤモヤしました。何故ここでこの人達が出てくる?と言う訳で早く次の巻が読みたかったです。
作品に関する思い出。
ずっと気になっていた細女の秘密が明かされてかなりスッキリしました。
おすすめ。
なんと第11巻ではあの「松」がやっと出雲荘の外に出ます!M・B・Iから隠れ続けてどれだけの歳月がたったでしょうか。出雲荘でもなおひっそりとした生活を送っていた彼女を外に出した動機とは?