」で便利でお安く。人間の脳を発達させると思われるマイクロセファリン遺伝子の複製をサルに移植したニュースは衝撃的です。中国科学院・昆明動物研究所とアメリカ・ノースカロライナ大学の共同研究したもので、11匹のサルに移植したそうです。
実験成果は、今のところ短期記憶と反応時間が早くなったと言います。これが猿の進化を誘発して、ホントにSF映画の「猿の惑星」になるのではないかと懸念されています。コロラド大学の遺伝学者ジェームズ・シケラ教授はハッキリと「人間の組み換え遺伝子を猿に使うのは危険だ」と言っています。「新猿の惑星」では、頭が良くなった猿が研究所から脱出して、猿のリーダーとなり、結局あの人間を支配する「猿の惑星」につながったんですよね。映画の影響か、やはり悪い未来像が先行します。他の想像としては、宇宙探検用の宇宙船の操縦席に人間と並んで猿の宇宙飛行士が座っているイメージです。これはSFとしてはよくあります。猿は運動機能も優れているので、頼りになるスタッフという描写が多いです。それにしても、遺伝科学もとうとうココまで来たかという感があります。自分としては良い未来像を描きたいです。
