」で便利でお安く。トランプ大頭領と金正恩労働党委員長の米朝首脳会談が2018年6月12日にシンガポールで行われ、朝鮮半島の非核化に取り組むことで合意しました。一応の成果があったと世界中で評価されていますが、我々日本人は素直には喜べませんよね。それに伴う費用は「韓国と日本に負担させる」と明言。
トランプ大頭領は世界や自国内の選挙民への派手なアピールで称賛を浴びても、必要となるお金は弱味を持っている両国が払えと言うのです。しかも事前の了解もなしに言い放ちます。
しかも同時に韓国に駐留している米軍の撤退にまで言及しました。圧力を減らして非核化が進むとしたら、そうとう沢山のアメを与えなきゃならないと思うんですけど、その金はお日本と韓国よ前ら払っとけよ、と。 文在寅韓国大頭領は米朝首脳会談の仲介が出来て鼻高々でしたけど、このトランプの発言にはどう対処するつもりなのでしょうか。
日本も拉致問題という弱み、戦後保証という弱みがあるので難しい対応を迫られると思います。いくら「韓国が朝鮮半島の唯一の正当政府ということで1965年の日韓基本条約で数億ドル支援しましたよ」といっても北朝鮮には通用しないでしょうし、米国に払えと言われたら日本政府は断りづらいです。じゃあ拉致問題のサポートは一切しないと拗ねられると困るからです。日韓というおサイフをもっていることを前提のトランプののびのび朝鮮半島外交。日本も振り回されること必至です。
