バレーボールのルールもよくわかりませんが、初めて読んだとき鳥肌がたったほど感動しました。
主人公は高い運動能力は持っているものの、それを活かしきれてなく、バレーボールの上達に行き詰まります。
そのうえ、バレーボールでの強い武器とされている身長もありません。
身長は努力でどうにかできるものではありません。
しかし、自分が持っていないものよりも自分の持っているものに目を向け、常にポジティブに練習に励んでいます。
大人になっても自分の持っていないものを数えてしまうもの。子どものうちはより顕著に友人と比較してしまうかもしれません。
しかし、今自分が持っているものに目を向け、ない物ばかりを数えないこと。今自分が持っているものでどうやって勝負できるかを考えることを教えてくれるマンガです。
バレーボールのルールとして、ボールを自分のコート内に落とさずに、仲間と協力して「繋ぐ」ことがとても重要視して描かれています。
そんな仲間との絆もぜひマンガで学んでほしいです。