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愛と繋がりと「輪るピングドラム」(星野リリィ 柴田五十鈴 イクニチャウダー)沢山の人の「愛」について描かれた物語【漫画感想】 #子どもに読ませたいマンガ

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「何か」を救うために突き動かす感情、人はそれを「愛」と呼ぶのかもしれません。
例えば、誰かの命を救うために世界を壊してしまおうだとか、たくさんの人を救うためにこの身を捧げようとか。
愛の形は人それぞれですが、この「輪(まわ)るピングドラム」はその沢山の人の「愛」について描かれた物語です。

2011年7月、「輪るピングドラム」は深夜アニメとして放送を開始。
平成23年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門、審査委員会推薦作品に選ばれています。
そして、2013年よりコミカライズ版として幻冬舎「コミックバーズ」より連載が始まりました。

当初、学生時代の私が発した見た感想は「よくわからない」というもの。
「愛とは何ぞや?」とまだまだ疑問真っ盛りだったころということもあったのでしょう。
ただ単純に面白そうだからという理由でアニメを見ていました。

しかし、大人になって今改めてコミカライズ版を読み、あの頃解らなかった「愛」の形がよくわかるようになりました。
大好きな人のために、何かを壊さねばならない。
生きるために、人は「愛」を分かち合う。

この作品におけるピングドラムは、物語の重要な部分であり、全てがここから始まったという最初のスタート地点。
それがなければ、今の自分たちも、誰しもが愛を知らずに生きていたであろうという、大きな存在です。

きっと子供と一緒に読んで、どうしてこうなの、どうしてなんだろうとたくさんの話をするでしょう。
そして、大人になった時に「ピングドラムはわかった?」と聞きたいのです。
貴方の愛の形を私に教えて、といつか子供に聞ける日が来ることを楽しみに、この漫画を子供と二人で読む日を心待ちにしています。